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みゅう厨武 ~ミューチューブ~

昭和生まれの私が平成生まれの若者へ捧ぐ

第1話だけ読んでも素晴らしい完成度 週刊少年ジャンプの漫画3選

 少年時代の私の娯楽の筆頭。それは漫画である。特に週刊少年ジャンプは別格で、小遣いのなかった私は近くのコンビニで立ち読みするのが週課となっていた。購入できないながらに、立ち読みした内容を何度も復唱し、ストーリーを脳裏に焼き付けていったように思う。そのほとんどが立ち読みではあるが、愛読歴は10年以上になる。そんな中、第1話が傑作すぎて、強烈なインパクトがあった作品が実はある。

 

 小学2年(1981年)の春のこと。あの「キャプテン翼」だ。

 

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 当時のスポーツ漫画の主流は「野球」だったと思う。その次が「テニス」。「サッカー」を題材にした漫画は皆無だったと思う。
 南葛市に引っ越してきた主人公・大空翼と、最強のゴールキーパー若林源三の衝撃の出会いから物語は始まる。向かうところ敵なしだった若林が、翼の才能ぶりに直面し驚く。プライドの塊のような若林と純朴でかわいらしい翼とが非常に対照的でワクワクする。また、物語に欠かせない重要人物の一人である日系ブラジル人・ロベルト本郷も初回より登場。この怪しい酔っぱらいは誰なのか。続きが気になってたまらなかったのをよく覚えている。小学生の自分に小学生の主人公。大いにかぶるものがあったことも理由の1つ。

 第1話のみではあるが、こちらの「ソク読み」から無料で読むことができるので紹介する。

 


 小学4年(1983年)秋、「北斗の拳」の連載が始まる。

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 初見が人が簡単に殺されるなど残虐すぎだったのが逆に印象深い。それなのに主人公のケンシロウに何か温かみを感じたものだ。そして思い出して欲しいのは、リンは物語の当初、言葉を失い、しゃべれない少女であったということだ。ケンシロウのおかげで心の叫びが言葉を取り戻させる。北斗神拳という拳法の極意がわかるのはずっと後のことだが、北斗百裂拳の炸裂と「おまえはもう死んでいる」という決めゼリフ、多くを語らず村を去っていくケンシロウの姿がたまらなくかっこよかったのをよく覚えている。

  こちらから第1話の一部ではあるが、無料立ち読みを行うことができる。

 


 その後しばらくは「これは!」っていう作品に出会えなかったと思う。しかし昭和から平成に変わった直後の高校2年(1990年)の秋、ついに来た。バスケ漫画の金字塔「スラムダンク」である。
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 バスケットボールが題材になってはいるが、青春もの?恋愛もの?不良もの?それともギャグ漫画?と思わせてくれるような、破天荒な主人公・桜木花道に大きく期待したものだ。「スラムダンク」という言葉の由来の説明、登場はしないもののキーマンである「ルカワくん」の名前も飛び出す。マドンナの赤木晴子ちゃんもとっても美人。高校が舞台になっている作品を高校時代に読んだことも大きいが、間違いなく大ヒットとすると第1話で思わせてくれる素晴らしい完成度。

 残念ながら電子書籍化はされていないが、コミックスがAmazonなどから購入可能だ。 

 

 私が少年ジャンプを愛読していたのは、1980年から1992年までの約12年間。ほぼ小学1年から高校3年までだ。大ヒットした作品を挙げるなら他にもたくさんあった。「ドラゴンボール」は別格だし、「キン肉マン」「ジョジョの奇妙な冒険」などもはずせない。セクシー路線の「きまぐれオレンジロード」や「電影少女」も大好きだった。個人的には高校時代に読んだ「ろくでなしブルース」がいちばんのお気に入りだったりする。しかし第1話だけに限っていうと、この3作品は残した印象が別格だった。この1話だけを読み切りとして読んだとしても、完成度が本当に高く感じられたんだ。そして期待通り、いずれの作品も漫画史に名を刻む傑作となっていった。

 さてさて、何が言いたかったかというと、素晴らしい作品というのは最初からそう思わせてくれる何かがあるんじゃないかということ。ブログも似たようなものなんじゃないかということ。記事が素晴らしいかどうかは読み手が決めることだが、書き手からすれば、単に自己紹介とかありきたりな内容から始めるのではなくて、ちょっと違う切り口から入ってみるのもいいんじゃないかと、そう思った。何かのインタビューで、宮崎駿さんや浦沢直樹さんは、「自分が作りたい内容ではなく、読者が求めている内容であることを意識して作品を作り続けている」と語っていた。私はそうはきっとなれないけれど、まずは自分が納得の行く内容で、ぼちぼち続けていければそれだけでいいと思っている。そんなわけで、初めてのブログをスタートさせてみることにした次第。